SAIJO SOUP!
昨晩、SAIJO SOUP(西条スープ)というプレゼン大会を開催しました。
https://www.facebook.com/events/2434957910137484/
アメリカ・デトロイトから始まった「デトロイトスープ」というまちづくりのプレゼン大会の仕組みは世界中へ広がり、スーププロジェクトは日本にもやってきました。
SAIJO SOUPは島根県津和野町の「つわのスープ」に引き続き、日本で2例目の取り組みになります。
つわのスープの実行委員会の皆さんにはいろんなことをアドバイスしていただきまして、ほんとに感謝してます。
コロナの影響もあり、完全オンラインでの開催。
本当に人が集まるんだろうか?と不安もありましたが、50人以上も集まってくれて本当に嬉しかったです。
参加費が優勝者に全額渡される仕組みなのですが、合計で5万円を超える金額が集まりました。これは予想以上でした。
中には「当日は用事があって参加できないけど寄付するよ」という方もいてまちへの愛を感じました。
こういう想いの上に成り立つ企画だということを肝に銘じて、プレゼンターの今後の活動やお金の使い方などを今後下記のグループでオープンにしていきたいと思います。
オープンなグループなので遠慮なくご参加ください!
大盛況で終われたのは全てのプレゼンターと参加者(寄付者)、事務局で手伝ってくれたスタッフのおかげです。本当にありがとうございました。
全ての人のおかげでSAIJO SOUPは最高の船出を飾ることができました。
さて、久々のブログですので色々と思いの丈を書いていこうかと思います。
僕はこのSAIJO SOUPやローカルベンチャーの仕事を通じて創りたい未来があります。
それは「挑戦者の生態系を創る」ということ。
人口減少社会の中で地方が生き残るためには、変化し続ける必要があって、変化を起こしていくためには挑戦者の存在は必ず必要になります。
そして挑戦者の生存確率を上げていくためには周囲の理解や応援がとても重要です。
SAIJO SOUPは挑戦者にとって応援者を獲得するための舞台装置で、それがいつか「西条市って挑戦しやすい町だよね」って評価に繋がっていったらいいなぁと思います。
実際、今回のSAIJO SOUPでは歓談タイムでプレゼンターへの質問だけでなく、協力できることを伝えてくれる人もいて、仲間づくりができている例も見受けられました。
今回のSAIJO SOUPも似たような方法で作られています。
そもそも1人じゃできない企画ですし、こればっかりやっていても食えるわけでもないし。だけどやっぱりこのまちにとって重要だと思っていて、諦めきれないことだから。
そんな想いを伝えながら描く未来に共感してもらって、大変なことも嬉しいことも一緒に分け合っていく仲間ができてきて。
当日まで誰一人手を抜くこともなく精一杯やってくれた事務局のスタッフメンバーは最高でした。(もちろんところどころ反省点はありますが…)
優勝した井澤さんも、高校生の礼生君も、他のプレゼンターも皆、仲間を欲しています。
それは皆のやろうとしていることは1人では決してたどり着けないところにあるから。
これから皆さんにも素敵な仲間ができていくことを心より祈っています。
少し話は変わりますが、SAIJO SOUPの前日に愛知で開催した「えんとつ町のプペル展」の仲間たちと一緒に3年ぶりの同窓会(オンライン)をしました。
ちょうど3年前の今頃、キングコング西野さんの講演会やら光る絵本パネルの展示やらをやっていて、大忙しだったことを懐かしんでいたんですが、それぞれが新しいことに挑戦したりしてて面白かったです。
この時は僕は応援者の1人でしたが、応援してた人が何かをやり始めるのも「挑戦者の生態系」を創ってることなんだよなぁなんて思ったりします。
SAIJO SOUPも回数を重ねていって、そんな光景が出てくるといいな。