このまちを想う人たちとともに
ここ一か月ほどイベントラッシュ。
ストーンハンマーフェス、紺屋町BAR、ふりむけば壬生川…
他にもいっぱい素敵なイベントがあるけど、どのイベントもまちのことを想う人たちが中心になって、仕事と離れたところで汗をかいています。
他地域と比べても異常なくらい市民発のイベントがある町、西条。
移住者が増えているけど、こういう側面は実はあまり語られていなくて、もっと活用していくと西条というまちの魅力がもっと伝わるんじゃないかと思ったりします。まちの正体はそこに住んでいる人なんだろうなぁと。そのあたりは普通の不動産の物件情報とR不動産の物件情報の関係に似ているような気もする。
話を戻しまして、今回は一番最近関わった「ふりむけば壬生川」について記事にしたいと思います。
僕はこのイベントの中でおばけ屋敷を担当させてもらっていて、準備の段階を先日記事にしました。
本番当日は延べ300人にのぼる来場者。
あまりに怖すぎてリタイア続出でしたが、受付での反応を聞くと想像以上のクオリティに満足してくれたみたいです。来年も気合いを入れて、壬生川を恐怖のどん底に落とせるように頑張りたいと思います(笑)
売上も当初の見込みの1.5倍になりました。助成金をもらわないイベントなので、来年の運営費に大きく貢献できた気がします。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!
さて、大盛況の裏でどんなことがあったのかを少しだけお話します。
8月18日に物件を貸してもらって、本番の25日まで毎晩18時半~22時あたりまでコツコツ準備して、本番終わってからも掃除や片付けして、多分30~40人くらいの人が関わってくれたおばけ屋敷。
巻き込む側の責任として一番大事にしていたのは「関わってくれる人が楽しむこと」。その次に「おばけ屋敷のクオリティをどこまで高められるか」。関わるみんながどれだけモチベーション高く参加し続けられるか、また来年もやりたいと思ってもらえるか、責任者としての振る舞いや言葉掛けに細心の注意を払っていました。
そのために楽しく関われる雰囲気と、自主性を生み出せるだけの余白と、明確な役割分担を意識して全体を見ていました。それができたのは、他の実行委員会のメンバーの皆さんが同様に僕に役割と自主的に動きやすい余白と手厚いサポートを与えてくれたからです。
特にサポートに関しては本当にすごくて、例えば、空き店舗を使いたいと提案した翌日には村上実行委員長が物件の段取りをつけてくれたり、広報の藤原さんはめちゃくちゃ怖いポスターを作ってくれたり(←これでだいぶハードルが上がりましたw)、加藤さんがさらっと看板作ってくれたり。企画を形作るためのハードルをすごく下げてもらったおかげで、人と企画内容のマネジメントに集中できました。
終わった直後、ボランティアの方々から「また来年も呼んでほしい」「来年は企画から参加したい」という声も上がってきて、打ち上げにも25人参加という大所帯で大いに盛り上がりました。実はこれが一番嬉しかったことで、来年もやりたいという人が増えていけば「ふりむけば壬生川」自体ももっともっと面白くできる可能性が広がっていくんじゃないかと思います。
参加したラボメンバーも「最初は安形に巻き込まれた感があったけど、壬生川の人たちの雰囲気がすごく良かったから」とだんだんと本気で手伝いたくなったと言ってくれました。僕もこのイベントに参加させてもらったのはまさにそこで。同級生のナリ君やサト君、こうき君がいて、村上さんをはじめとする先輩方がどっしりと構えてくれていて、居心地がすごく良い。だからこそここまで頑張れたというのがあって、すごく達成感があります。本当に任せていただいてありがとうございました!
ふりむけば壬生川はまだ生まれたばかりのイベントですが、これから年を重ねるごとにもっともっと面白くなるイベントだと思います。
来年の8月、最終日曜日にまたお会いしましょう♪
夜な夜なおばけ屋敷
8月25日(日)の新しい夏祭りイベント「ふりむけば壬生川」
だんだんとさびれてきてしまった壬生川の駅前に灯りをともそう、という趣旨で町の若いメンバーを中心に始まったイベントです。
その中の企画で僕はおばけ屋敷を担当させてもらっていて、今週は毎日のように仕事が終わってから壬生川に行って準備をしています。
写真:空き店舗に灯りをともすためにおばけ屋敷を。
この企画での僕のミッションは、きちんと運営費を稼ぎ出すこと。
「ふりむけば壬生川」は助成金を一切使っていないので、来年もその次も運営するためには活動する原資が多少なりとも必要です。その原資を稼ぐためのアトラクションとしておばけ屋敷を有料で開催することになりました。
有料でやるということでお客さんには満足してもらえるものを作ろうと毎夜毎夜コツコツとボランティアの人たちと一緒に準備をしています。
小道具を作ったり、現場で企画を考えたりしながら過ごす時間は学生時代の文化祭を思い出させてくれて、非常に楽しくていい感じです。
一生懸命動いていると、村上実行委員長が差し入れを持って来てくれたり、他の実行委員もお手伝いに来てくれたりして。昨夜は過去最高の10人が集まって、とても作業が捗って楽しかったです。
1人1人が主体的に動いてくれるので、得意なことを形にして貢献してくれます。
例えば、ラボメンバーの大須賀さんはリアルな小道具を。
同じく山中さんは図面を引いてくれて、全体が見えるようにしてくれたり。
手先の器用な桑村さん親子とうちの妻は紙粘土でふくわらいのパーツを作成。
体力のあるたかたんは大道具をガンガン進めてくれます。
「あれがない」「これがない」とかよく発生するんですが、実行委員の先輩たちが温かくフォローしてくれますし、
様々なプロの方もなんやかんやでメイクや小道具で協力してもらって、
まだまだ大勢の人が関わってくれていますが、写真がなくて紹介できずにスイマセン。
色んな人の力を借りて、一つのモノを作り上げるのってめちゃくちゃ楽しいなって思います。皆が主体的に動いていて、現場が良い雰囲気で回っているときはだいたい良いモノが出来上がります。
今回は人やモノが集まってきて、当初想定していたモノよりずっと面白いものが出来上がりそう。きっと満足できると思いますので、ぜひお友達と遊びに来てください!
最後におばけ役を絶賛募集中です!
企画側の面白さも堪能しましょう(^▽^)/
最後までクオリティを上げ続けて、本番を盛り上げて、ドカーンと打ち上げしよう(笑)
見てこの景色を 聞いてこの声を
1週間経ってしまいましたが、STONE HAMMER fes.2019、通称ストハンのことを書きます。
昨年、移住してきたときに市民で作り上げる野外フェスがあると聞いて、スゲーな西条の人たちは!と感動したものでした。
少しでも関わらせてもらいたくて、ステージの設営だけお手伝いさせてもらったんですが、残念ながら台風で中止に。
そして今年。
一年越しのワクワク感を持ったまま、ストハンの実行委員会の中で広報として関わらせていただき、スタッフとして参加させていただきました。
そして忘れられない夏の思い出ができました。感謝。
その中で特に印象的だった5つのシーンを写真で紹介します。
1枚目はstr@yのヒカルこと、安田実行委員長。
歌っている姿も、ストハンを通じて地域に音楽文化を根付かせようと頑張ってる姿も、本当にカッコよかった!
2枚目はPRAY FOR MEの3人。
彼らは松山のバンドなんですが、前日から設営を手伝ってくれて、当日も出番を終えたらステージの警備を手伝ってくれてました。
演奏もすごくカッコよくてとても良かったですし、MCで一緒に設営したときの話をしていて、ストハンを一緒に創り上げてるのが誇らしいということを言ってくれて…
なんて良い子なんだ(´;ω;`)ファンになりました。
3枚目はお客さん。
僕はステージ警備をしていたので、すぐ目の前にお客さんがいたんですが、みんな目をキラキラさせながら好きなアーティストを見ているわけです。全力で踊ったり、飛んだり跳ねたりして、音楽を楽しんでいる人もいれば、中には感極まって泣いてるお客さんもいたりして。お客さんのこの瞬間のために僕らは頑張ってきたんだなぁと思うと胸が熱くなりました。
4枚目はNAMBA69の難波さん。
この写真が物語ってますが、この瞬間、ものすごくアドレナリンが出ました(笑)
そしてスゲーいい写真。
最後はBUZZ THE BEARS。
彼らが出演するまでには色々なストーリーがあって、ようやく念願かなっての初出演。MCでそのことに触れていて、カントリーロードを歌い始めたときにものすごく感動して涙が出てきました。
その後、BUZZ THE BEARSが大好きになって、紺屋町deinで流して踊っています(笑)
(タイトルも歌詞の一部を拝借しております)
いくつか当日の写真を掲載しましたが、興味のある方は下記リンクからストハンのアルバムをご覧いただけたらと思います。
本当に最高でした。
1年間、期待し続けて良かったです。
この1年で大勢の知り合いができて、一緒に運営できたことも楽しさを倍にしてくれたような気がします。
僕がやったことは本当にほんの一部でしたが、安田さんの夢の一部に関われて本当に嬉しく思います。本当にありがとうございました!
来年も頑張ろー!
まじめえひめ
4月から愛媛県庁で始まった「まじめえひめ」をご存じでしょうか?
愛媛県民のセールスポイントを「まじめ」として、まじめをポジティブにとらえて愛媛県をPRする戦略です。しかしHPを見れば面白おかしく「まじめ」を取り上げていてなかなか面白いです。
そういえば西条で行われるイベントも比較的なじめなものが多いような気がします。
まじめ=お堅い、とは若干違っていて、目的がちゃんとしていて、その目的を達成するためにソフトに見せているというものが多いと思います。
例えば、ちょっとお手伝いさせてもらっている「いただきまるしぇ。」というイベントは、たくさん飲食店やお店があって、こどもが遊べるアトラクションもありーので、パッと見ると家族が一日満喫できるイベントなんですが、目的は「西条の魅力を知ってほしい」というもので、実はその目的に沿って内容は考えられていたりします。
(あ、先ほどチラシ完成したみたいです。5月25日に開催予定です!)
まちづくりはどこかまじめにやらないといけないんじゃないかと思ってることもあって、僕もだいたいそんな感じでイベント立てたり事業を組み立てたりするんですが、たまーに自分が純粋に楽しむだけのイベントがしたくなってしまいます(笑)
ということで、ただただ自分の好きなコトで、目的あと付けのふわふわ企画を立ち上げました。
紺屋町deinマンガ部
マンガが好きで好きでしょうがなくて、休みのたびに漫画喫茶に入りびったていた時期もあります。そしていつか漫画喫茶を経営したいと思ってるくらい本気でマンガ好きなんです。
でもそれを共有できる友達がいないなと…そんな寂しい僕の友達づくりのための趣味の企画です。
とりあえず、先日実写映画化された「キングダム」を題材に、大人のためのサークル活動(部活動?)をやってみようと思います。
それがコチラ↓
先日の映画を見た熱が冷めていないままの勢いでやってる感もありますが、一緒に映画を見に行った妻が食わず嫌いだった漫画版を全54巻読了したキングダム様のポテンシャルを信じてやってみようと(笑)
詳しくはFacebookページをご覧いただけたらと思いますが、ご飯とお酒を楽しみながらキングダムについて語る会です。参加ボタンだけでは申込完了になりませんのでご注意ください。
好評だったら第2弾、第3弾とやっていって、マンガ好きな人たちの居場所ができたらなと考えております。この居場所ってのがポイントで、また後日このあたりは触れていこうかと。
まじめにやることも大事ですが、意外と楽しむことからスタートする方が結果的にうまくいくこともしばしばあったりで、この逆説的な関係がまちづくりは面白いところ。
キングダムで例えるなら知略型と本能型、どっちが強いのか?みたいな。両方あった方が面白いんですがね(笑)ご参加お待ちしております♪
令和の時代の最初の仕事
寝て起きたら、令和が始まっていました…
そんな感じで健康的に新しい時代が始まったのですが、自分なりにも新しい時代に向けてきちっと宣言しておこうかと思います。それが令和の初めの仕事。
近々、西条市でまちづくりの会社を立ち上げます。
この町でリスクを背負って、一人の挑戦者として事業を立ち上げ、それによって僕らは生きていく。
そう決めました。
実はずっとモヤモヤしてたことが2つあります。
1つはいつまでたっても「3年後にはいなくなるんだろう?」的な目で見られていること。
もう1つはコーディネーターという立場が、自分を弱くしているということ。
NCLのプロジェクトに参画して、妻と共に移住し、もう1年と2か月が過ぎました。その間、大勢の西条市の皆さんと話したり行動する機会があって、本当に楽しく過ごさせていただいています。僕も妻もこの町が大好きで、今後も暮らしていきたいと強く願っています。
その一方で「どうせ3年間のプロジェクトが終わったらいなくなるんでしょう?」という声も聞こえてきます。これは多分この3年間、なくならないかもしれません。でもそれは西条市の人たちからしたら当たり前の感情だというのも理解しています。
だからこそ、本気であることをきちっと伝えたい。
そのためには僕が覚悟を見せないといけない。
覚悟をもって活動して、もっと町の人たちを巻き込んでいかないといけない。
そんな風に思ったりしています。
少しずつですが西条市にも僕らの仕事のことを理解し、応援してくれる人たちが増えてきました。しかし、まだまだ始まったばかりで実際はよくわからんことが多いと思います。
このプロジェクトは3年間だけだけど、西条市の人たちからしたら3年後も暮らしは続くし、3年後にふわっとした状態で何も残らなかったら「またか」みたいな感じになってしまう。やっぱりそれはいかん。ここまでお膳立てがあって、西条市に「挑戦者」が生まれ育まれる仕組みが根付くまで、そしてそれが地域のモノになるまでは僕が絶対にやり遂げなければならないことだと思っています。
もう1つのモヤモヤ。
NCL西条のチーフコーディネーターとして、今までは地域から反感を買わないように比較的無難にやってきた感もあります。それはこれからやってくる起業家たちが活動しやすくするためのものでした。しかし、どっちつかずのポジションで話してて、本当に信頼されるのだろうか?という疑問も浮かびました。
10年前の僕を知ってる人からは、大人になったなぁと言われることも多くなりましたが、それと同時につまらなくなってないだろうかという不安もあります。紺屋町deinに集まる起業家の人たちの熱がうらやましく思うこともしばしば。
自分を殺して、本当にこの地で生きていると言えるのか。
そんな葛藤をここ2ヶ月くらい繰り返しています。
そこで出した答えが「会社を立ち上げる」ということでした。
会社を立ち上げようと立ち上げまいと、僕の言葉はNCL西条のチーフコーディネーターの言葉でもあったりしますので、なかなか2つ目のモヤモヤは解消されないかもしれませんが、まぁそれでも幾分マシになるだろうなと思います。
幸い妻も賛同してくれて、まずは2人で覚悟をもってスタートすることになると思います。
会社の詳細は追って報告させていただきますが、まずは誰よりもチャレンジングに紺屋町deinを引っ張っていきたいと思います。
3年後に帰ってくると思っていた東海地方の皆さん、ごめんね(^_^;)
一個言えるのは、西条の起業家コミュニティをマジですごいことにしておくから、しばらくしたら見に来てね!
映画「キングダム」見てきました~
ヤングジャンプで連載中の大人気漫画「キングダム」
原作が好きすぎて全巻単行本を持っているんですが、それが実写映画化されるということでさっそく映画を見てきました!
漫画の原作が映画化されるとだいたいがっくりすることが多いんですが、さてどうなるものか…
※以下、ネタバレも含みますので注意してください。
結論から言うと、キャスティングが非常に良くて、違和感なく原作の世界観が感じられて非常に良かったなぁと思います。
特に嬴政役の吉沢亮、楊端和役の長澤まさみはドはまりだと思ってまして、原作から飛び出てきたんか?くらい雰囲気がいい感じ。
特に心配していた王騎役の大沢たかおも良い味出してました。(王騎は特に人気が高く、アクの強いキャラなので)
ストーリー的には単行本の5巻の途中までという序盤まで(嬴政が成蟜のクーデターを鎮圧するまで)を描いており、原作よりも信と漂の絆の部分が強く打ち出されていたような気がします。これは漫画を知らない人でもストーリーに入りやすくするためだと思いますが、ちょっと間延びした感もありました。原作でもっと描きたかったんかな?
アクションシーンも迫力があってよかったです。ランカイに止めを刺しちゃったり、嬴政強すぎだろ?ってツッコミもありますが、信や楊端和はひたすらカッコよかった!
実は経営者にオススメの漫画としても有名なキングダム。
リーダーシップやマネジメントにおいて非常に示唆の富む内容になっていますが、惨殺シーンや絵柄の好き嫌いがあって人に勧めてもなかなかスッと読んでくれません…妻もその一人…
そこで今回妻を連れて行ったんですが、これを機に興味を持ってくれたのでズルズルとキングダムの世界に引きずり込んでやろうか思います(*`皿´*) ウシシシシ
続編が出たらまた行きたくなってしまうくらいの出来の良い映画でした。呂不韋や李牧、麃公は誰が演じるのかとか楽しみだし、合従軍との戦いはどんなシーンになるのかワクワクしますね~。
禍燐は和田アキ子かな?(笑)
丹原のふところの深さ
丹原の「もぎたて祭りわくわく農地体験春」に行ってきました。
天候にも恵まれ、暖かくのどかでほっこりした気分。
たくさんの出店とアコースティックのライブ、ポニーやヤギや豚のいる動物園。
牧歌的な風景の奥には、農業用のはたらく車コーナーがあってこどもたちが大はしゃぎで遊んでいます。
主催者は丹原の観光農園グループ「丹原もぎたて倶楽部」さん。
リンク先のページの動画をご覧になっていただけたらと思うんですが、なかなか攻めた企画をしています。
例えば、乗用の草刈り機をカートにしてこどもが運転できたり、「そろばん」と呼ばれるらしいんですが、こどもを黄色いコンテナに入れてローラーの上をジェットコースターにしたり。
上の写真はこどもではないんですが、そろばんで大はしゃぎする最年少ラボメンバーの田村くん。昨日移住してきたばかりで、さっそく西条のいろんなところに足を運んでいます。彼は4月24日から正式にプロジェクトが始まりますので、皆様よろしくお願いいたします。
さて話を戻して、こんな攻めた企画がナチュラルにできているのがすごいなぁと思ったりするのです。
一方で「攻めた」企画は「責められる」企画にもなりえます。
例えば、そろばんで楽しんでいるときにこどもがはしゃいで脱線してけがをしたら…と考えると「責任はだれが取るんだ?」みたいな話になりがちです。
特に行政と一緒に仕事しているとそのあたりの感度は強くなりがちで、僕も経験がありますが安全面を考慮すると結局できないよねってなってしまったりしてつまらない企画になってしまったりしがちです。
でももぎたて祭りはちょっと違ってて、竹馬やってこけて泣いてる子がいても「おー、かわいそうに。しゃーないしゃーない」って感じであやしています。周りの大人たちが自分たちで見守りながら、こどもに遊びをチャレンジさせている光景がたくさん見られました。
※もちろんスタッフの人たちも安全管理を怠っているわけではなく、必ず一人はついて見てくれています。
多分、一昔前までの日本はこんな感じだったんだろうし、丹原ではそれが残ってるんだろうなぁと思いました。もぎたて倶楽部の農家さんたちを見ていると、みんなが笑顔で本当に楽しそうで、思いっきり遊んで行ってくれとそれが遊びに来た人たちにちゃんと伝わっていて、とても居心地よい空間で、こんなところで暮らしたいし子育てしたいなぁって本気で思えます。(いい物件あればご紹介ください)
ふところ深いなぁ、丹原。
僕らの「起業」のプロジェクトも、他所の人から見て丹原みたいに移るといいなぁ。