ビジョンと情熱 ~安形真のblog~

起業支援によるまちづくり。起業の拠点となるコワーキングスペース運営(2店舗)。好きなものはマンガ、アニメ、キャンプ。

Next Commons Lab西条、ラボメンバー募集開始!

ようやく書ける~!

様々な人たちと関わり合いながら行うプロジェクトは、調整や情報発信のタイミングに気を遣いますね。大勢の方に協力していただいて、昨日、ラボメンバー(=起業家)募集の特設ページがUPされました。晴れて公開できたことに喜びの感情が抑えきれません。

 

project.nextcommonslab.jp

 

カッコいいページですよね。

「これからの日本の風景を変える、50人の起業家を求む」

このキャッチもクールです。

 

3月に着任して、「人間らしさを源泉とした産業創造」というスローガンに向き合い、西条市の未来に必要となるであろう10個のプロジェクトを考え続けてきました。

内訳は①スポーツアクティビティ、②フードディレクター、③Fun to Farm、④ローカルプロダクション、⑤マイクロワーク、⑥HUBベトナム、⑦自由提案。①は3名、③は2名の募集となり、合計10名の起業家(※)を募集します。

※この起業家のことをNext Commons Labではラボメンバーと呼んでいます。

 

傾向としては西条市のポテンシャルを最大化するようなプロジェクトが多いです。スポーツアクティビティ(①)では、西日本最高峰の石鎚山をはじめとする豊かな自然フィールドの活用に多くの事業化の可能性がありますし、フードディレクター(②)を育てることによって農産物の高付加価値化のスピードとクオリティを高めていくことができるでしょう。ローカルプロダクション(④)は地域に眠る資源の磨き上げを行い、丁寧にリブランディングを行うプロジェクト。HUBベトナム(⑥)は今年4月からベトナムのフエ市と友好都市となったことを契機に、起業家が行き来することであらゆるビジネスの可能性を模索するプロジェクトです。

社会的実験の要素が強いものがマイクロワーク(⑤)。マイクロワークはブロックチェーン技術を使い小さな地域内経済圏を創出、その中の社会資本関係を可視化し、住民とあるべきまちの形を考えて、仕組み作りを行います。エンジニアというより、現場で人と人とをつなぎコミュニティを醸成できる人物が望ましいです。

今後、社会課題として顕在化するものに対処するプロジェクトもあります。Fun to Farmプロジェクト(③)は市が抱える将来の農業者数や耕地面積の課題と、現在の地域の農家が抱える課題を同時に解決するためのソーシャルビジネスを考えていきます。ここには我々NCL事務局も一緒になって事業を立ち上げる可能性もあります。

自由提案(⑦)は西条市にある資源や課題を元に提案していただくものです。多種多様な資源がありますのでどのように切り取り活用するのかは起業家次第。ワクワクする事業提案をお待ちしてますw

 

上記がざっくりとしたプロジェクトの説明になります。

Next Commons Labで起業するメリットについてはまた次の稿に寄せたいと思います。

詳しくはHPで。それでも分からなかったら個別に連絡いただけたらと思います。

Web上ではすでにエントリーが開始(~6月8日)されております。募集説明会も開催されますので興味のある方は足を運んでいただけたらと思います。説明会日程は後日お知らせします。

 

僕ら3人(NCL西条事務局)と、地域の人たちと一緒に西条市を盛り上げていきましょう!

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最後に相談やヒアリングやご協力いただきました西条市の皆様、パートナーの皆様、本当にありがとうございました。

これでようやくスタートのための第一歩という形です。熱量のある起業家が西条市にやってきて、この町に化学反応を起こしていくことを信じて邁進していきます!

 

 

【追記】

愛知県で関わっている起業支援もあります。

三河の山里(豊田市岡崎市新城市設楽町東栄町豊根村)で起業したい方はコチラもご利用ください。エントリーは2018年5月11日17時締切です。

peraichi.com