畑近況 ~うまくいくこと、いかないこと~
4月前半は多雨で肌寒い日が続き、桜の開花も遅れに遅れ…
農業の暦的にも今後大丈夫かなと心配していますが、例年どおりくらいのイメージで播種し、苗を作り、畑の準備をしています。
ズッキーニやかぼちゃといったウリ系の種も無事に発芽したんですが、ナスやトマト、ピーマンがイマイチで…温床を使わずにやったからかまばらな発芽で心配です。こりゃまきなおしかなぁ(-ω-;)
人参は発芽してきたんですが、播種機の穴が種で目詰まりしたのか、まばらな間隔での発芽状態。播種間隔を密にしなくても結構ちゃんとできたりしたこともあるので、なんとかなってほしいと神頼みです。
じゃがいものノーザンルビーは全然芽が出てこねぇ…(゚д゚lll)
と、まぁこんな感じで毎年何かしらうまくいかないこともありつつ、それをカバーするために自分のキャパ限界のモノを植え続けてなんとか採算を取っています。
なにを隠そう全然スマートじゃない、泥臭い根性論でやっている農家だったのです(汗)
それでもなんとかやってこれているのは、目の前の会心のタイミングの農作業が傷ついた自尊心を癒してくれたりするからです。
下の写真はかぼちゃなんですけど、根の張り方とか結構いい感じだし、白くて新鮮な感じで鉢上げのタイミングがドンピシャ!これをポットから抜いたときに心の中でヨッシャ!とガッツポーズなんですよね。
たまに葉っぱが傷んじゃってるのとかもありますが大きくなれば関係なし。
多少欠点あってもちゃんと育てりゃ美味しいズッキーニをつけるのです。
これって人間も一緒だなと思いながら日々農業をやっております。
次はスイカの苗が届いたので、スイカについて書きます~。
それではおやすみなさい。
貯金ゼロだと思ってますが仕入れをしています
最近、猛烈に本を読んでいます。
風呂の中でも、弁当食べながらでも、だいたい本は身近に数冊置いてあって、常に読める状況を作っています。
なぜかというと、以前に培っていた知識がもう通用しなくなるだろう未来に直面しているからです。
世の中が大きく変化する中で今まで持っていた武器が役に立たなくなることはビジネスの中ではよくあることで、そんな変化の中で生き残っていくためには自らを変えていくしかないわけで。そこで新しい武器を手に入れるために知識の仕入れ作業を重点的に行っています。
自分の貯金というのは約8~9年前に読み漁った経営、会計、財務、マーケティング、ブランディング、リーダーシップ、投資などなど、200冊くらいの書籍から得た知識。いわゆるビジネス書を読み漁りながら、自分で起業し実務と理論をすり合わせてきたわけですが、ビジネス書に若干飽きてきて、というか、ビジネス書を読んで満足している自分がカッコ悪く思えてきて読まなくなって、その貯金を使いながらなんとか今まで生きながらえております。
ただ、勉強してきたことはまったく無駄ではなく、それがあったからこそ実務での失敗を血肉に変えてくることができたと思っていて、それは自分としても誇らしい経験です。
これからというか、これを書いている今もなんですが、未来は刻一刻と変化してて、そこに対応できる能力を常に発揮できるようにすることが今の自分には必要とされていると思います。
特にあるべき未来を正しくつかむ力をつけたい。
地域にいながら世界の流れを読んで、地域のあるべき姿を想像していく力。
それはあいまいで楽観的な未来ではなく、つまり「他所でうまくいっているからなんとなく取り入れてみようよ」でも「今の課題はこれだからこうしよう」でもなく、明確なビジョンの下、具体的に柔軟に行動ができるようにしなければなりません。
自分が起業した当初も同じことを考えていて、でも現実の社会は案外しがらみ多くてめんどくさくて、なかなか物事が進まなくて(笑)それでも今でも同じように考えています。
でも起業した当初と違うのは、頼りになる仲間が地域内外にいることと、応援してくれる先輩たちがいること、育ってきた後輩たちがいること。そして奥三河を面白がってくれる人たちが結構大勢いるんじゃないかなってこと。あと自分のプライドが低くなったってことも(笑)
今、自分の中でうまくいったことや失敗したことの全ての経験が、新しい刺激と絡まり合って何かを生み出そうとしているこの瞬間が好きです。起業の醍醐味というか、心臓飛び出そうなワクワク感がいいんだよなぁ。
圧倒的に卓越した面白いことをやりたい。
面白いことを面白がる、そしてそれを他人事ではなく自分ごととして一緒にやってくれる人とやりたい。
そしてそれがきちんと地域に還元される仕組みを作りたい。
今年度は新しい仕事がいくつか増えていきますが、それと並行して自分が今後地域にとって大切になるであろう仕事も着実に進めていきたいです。
キャパオーバー気味になるので気合いと皆様のからの愛情(ほんとに手伝ってw)でクリアしていきますので、これからもご容赦いただきたく思います。
とりあえず奥三河をそこら辺の田舎と呼ばれる地域とは、別の概念の地域にするためにはどうすればいいのかを考えています。競争から離れないと体力勝負は分が悪い…
それはまた別稿に寄せます。
農作業とSpotifyと私
雨が続きますね~。
桜もようやく咲き始め、例年より作物の生育がのんびり目です。
なかなか発芽しないのでハラハラしていますが、まぁなんとかなるでしょう。
農作業をしている最中は考え事をしているか、音楽を聞いています。
最近は便利な世の中になったものでアプリで結構最新の曲が聞けたりします。
僕が重宝しているのは「Spotify」という音楽アプリ。
無料で聞き放題。たまにCM流れるけどそんなに気にならない。
おそらく通信量も少ないですし、途中で途切れることもないです。
自分の場合はラッド、ACIDMAN、ワンオク、the pillows、アジカン、ウルフルズなどを自分の好きな曲に保存してシャッフルして聞いてます。こないだのロックフェスの時には忌野清志郎も聞いたりして。
サカナクションとか、凛として時雨が追加されると嬉しいんですが、無料だから贅沢言えないですね。
全てではないけど、2時間分くらいは余裕で好きな曲ばっかり流せるって圧倒的にすごい。
しかも色んなプレイリストを聞くことができるので、知らなかったけど好きなテイストのアーティストとの出会いも楽しめます。
音楽配信サービスは色々とあるけど、イチ消費者としてサービスを選んだ時に本当に圧倒的だと思います。
また、Spotifyの素晴らしいところは「違法ダウンロードなどによるアーティストが収益を得られない」という問題を解決するビジネスモデルを提示しているという点。
ちょっと古いですがこの資料が参考になると思います↓
お時間のある方はご覧ください。
最近、ピーター・ティールのゼロ・トゥ・ワンを読んでいますが、スタートアップの成功事例のステップを確実に踏んでいるような事例なのかなと、そっちの方でも興味アリなのです。
こういう話題で語り合える人が周りにあまりいないのですが、そんな会話ができる数少ない友人とこれから食事ですw
それでは~(^_^)/~
たくさんの祝福をありがとうございました!
昨日、結婚のご報告をさせていただき、facebookで当ブログをシェアしたところ本当に大勢の方に祝福のメッセージをいただきました。
本当にありがとうございます。
「いいね!」が550人を超え、150人以上からコメントをいただきました。
結婚ってすごいことなんだなと改めて気が引き締まる思いです。
仕事柄、これまで色んな方とのご縁をいただいてきたのですが、その全てが私たちを支えてくれていることを実感できる日になりました。
会社としても4月から8期目が始まりました。
頑張る理由がまた増えたので気合い満タン!
まだまだ至らない部分が多い2人ですがこれからも温かく応援してください(^▽^)♪
結婚しました
本日、4月1日(土)に市役所に妻とともに婚姻届けを出してきました。
日付的にはエイプリルフールですが嘘でも冗談でもドッキリでもありません(笑)
ちなみにこの日に結婚したのは、毎年この記念日に「え?噓でしょ?」ってことを仕掛けていきたいと思っているからで、一年かけてドッキリを考えていきたいと思います。
さて、ちょっと真面目に。
僕らは本当に周りの人に恵まれています。
多くの人に支えられ、辛いことも苦しいことも乗り越えることができました。
実際、何度もケンカして別れ話もしょっちゅうしてました(笑)
その都度、人生の諸先輩方からアドバイスをいただき、仲直りの機会を作ってもらったりしながらヨチヨチと歩みを進めてきました。
僕らを支えてくださった全ての皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございます。
至らないところが多いですがこれからも応援してやってください(^▽^)
自分の進む道は決して平たんで先が見通せるようなものではありませんが、彼女とならこれからもきっと笑いながら進んでいけると信じています。
仕事が多忙につき、式や披露宴などは特に考えていないので、こういった形でのご報告になりますことをご容赦ください。
下の写真は独身最後の夜。
おちょぼ稲荷で商売繁盛と家内安全を祈念し、串カツで乾杯しているところです(笑)
日高さん、いつもありがと~♪
これからも楽しく、周りと一緒に幸せになります。
どうぞよろしくお願いします。
2017年4月1日 安形 真・梨紗
えんとつ町のプペル展in新城の舞台裏 ~コトの起こし方~
昨年の秋に友人の西澤がこんなものを見つけてきました。
やりたいなぁ…なんてつぶやいているので、気持ちを後押しして上記クラウドファンディングのためのクラウドファンディングを始め、あっという間に目標金額30万円が集まり、めでたく新城での開催権をGETしました。
そこから数か月経ち、早いところでは実際にプペル展が開催され、我々新城チームもボチボチ準備せねばとお尻に火が付いたのがここ最近です。
ちなみに昨日専用のfacebookページが作られました。
さっそく色んな方がシェアをしてくださり、わずか1日で4500人へリーチしました。
こちらからどんどん情報が発信されますので、facebookユーザーの方は良かったら「いいね!」をお願いします。
さて、今回からこのブログでは「えんとつ町のプペル展in新城」の作り上げていく裏側を勝手に実況していきながら、関係者がどんなことを考えながら企画を作り上げていくのかを知ってもらえたらと思います。
今回は表題のとおり、このプペル展in新城を開催するために自然発生的に起きた支援者集めについてお話ししたいと思います。
普通、イベントを開催する人は企業を回ったりしながら協賛金を集めたり、ボランティアを集めたりします。昔ながらの足で稼ぐ方法です。
一方で今回のイベントについてはfacebookで「面白そうだと思う人は協力してね」というメッセージを発信しただけでお金や協力者が集まってきました。これは元々「キングコングの西野さん」という有名人が関わっているということもありますが、それだけではないと思っていまして、その理由は大きく分けて2つあるように思います。
1つは支援したいと思えるアイデアであったということ。「有名人の展示会ができるぞ、なんか楽しそうだ」とか「こどもに無料で見せてあげたい」とか様々な切り口で共感できる部分がありますね。
もう1つは支援する人たちが数人スピーディーに集まったということ。いくら素晴らしいアイデアでも最初の一人目の支援者がいないとなかなか輪に加わりにくいですよね。今回は自分も早々に参加を表明し、それに次いで数名が加わってくれたこと。さらに鳳来館美食倶楽部でご一緒させていただいた、多くのファンを虜にする料理人、坂東さんが参加してくれたので、そこからの繋がりで支援者がさらに増えました。
坂東さん、名古屋への移転おめでとうございます!お礼に宣伝しておきます(笑)紹介制のお店だけど(笑)
閑話休題。
という感じで、この2つの要素がいい感じで揃うと流れるように支援者が集まります。
逆に言うとこのプペル展を開催しようと西澤が言った時から、この2つの要素を意識して組み立て始めています。これは意識すれば作れるからです。
アイデアの良し悪しははっきり言って勘ですが、いつまでも懐で温めていないでとっととリリースして世間で磨くなり、諦めるなりした方が良いと思います。まちづくりのような時間もお金も限られているような場合は、高速でPDCAサイクルを回す方が結果的に早くより良いものができます。
これから西野さんのトークイベントも、光る絵の展示の仕方も、グッズの販売も全てを考えていきます。基本、楽しいイベントなので楽しさを発信していけばいいのかなぁと広報担当としては考えておりますが、イベントを立ち上げ方や人を巻き込み方のノウハウも含めて、ココで語っていきたいと思います。
せっかく注目度の高いイベントを立ち上げるので、この町で新たなチャレンジが生まれやすいように自分の経験や知恵を発信していきたいと思います。
興味のある方はお付き合いください。
3月下旬 畑近況 ~恵みの雨~
あんまり農業やってるところをブログで見せていないので、たまには畑の紹介を。
現在、どんな状況かというと端境期と言って、あまり収穫できる野菜はありません。
ですが畑の仕事はたくさんあって、むしろ今が忙しいです…
おかげさまでだいぶ日焼けしてきましたw
この時期の仕事の一つが種まきです。
こんな感じのトレーに土を入れて種をまいて、苗を作っています。
農業の世界で「苗半作」と言われるくらい苗づくりは大事な作業で、温度管理や強い根を張るように水やりの仕方にも気を付けます。
じゃがいもは種イモをカットして表面を乾燥させてから植えつけました。
今年はカラフルな野菜を作ろうということで、ノーザンルビー(赤)とシャドークイン(紫)という品種も植えています。
あと人参の播種シーズンということで毎日水やり地獄をしています。
土の表面が乾燥すると発芽率が落ちるので、結構神経使いながら水やりをします。
ですので今日のような雨の日は大助かりです♪
読書時間や物事をゆっくり考える時間にもつながりますし。
かといって雨ばっかりでも作業進まなくて困るんですけど…(汗)
他にもズッキーニやかぼちゃ、レタス、小松菜、水菜などの種をまきながら、野菜ボックスが再開できる日を待っています。
あと畑の変化ということで、中部電力が畑のど真ん中に立っている鉄塔を引っこ抜くというので工事車両用の鉄板が敷かれております。
軽トラの上のところに写っているやつですね。
新しいのを立てて別のところに線を通すとか。
たまに車が溝に落ちてしまう危険ゾーンも現在は鉄板が敷かれて、道が拡幅されていて安心ですw
ボチボチ西瓜の苗が届くはずなので、畝たてなどの準備もやっていかなきゃなと思って焦ってきました。
農業ボランティアも随時募集していますので、天気のいい日に一緒に畑で汗を流しましょう♪
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